こんにちは。
中学生と高校生の男の子二人の母です。
先日TVかな、YouTubeかな、どちらかを見ていて、黒柳徹子さんの窓ぎわのトットちゃんが映画化されて12月に上演予定だと知りました。
幼いころ、母が読んでみたら…と言って、差し出してくれた本です。
普段あまり本を読まなかった私が一気に読破した思い出深い一冊です。
この本は、世界の様々な国で翻訳されているようで、これもたまたま見たテレビ番組で中国の方が窓ぎわのトットちゃんの本が好きとおっしゃっていた場面を見た記憶があります。
世界中で愛されている本なのですね。
いろいろな学習漫画などを好んで読む次男ですが、物語や小説、自伝書、伝記などには興味がなく、読みません。
私も私の母のように、次男に差し出してみようかな…
それともリビングにそっと置いておこうかな…
※2023年10月3日 42年ぶりに『続 窓ぎわのトットちゃん』が発売されたそうです。
絵本も出ているので、小さなお子様にも読み聞かせしてあげられますね。
黒柳徹子さんに関して言えば、次男から言わせると、TBSの世界ふしぎ発見に出ている人!だと思います。
この番組は私が大好きな番組で、黒柳さんが全問正解をバンバンしていた全盛期によく見ていました。
その名残で、次男が生まれてからも時々見ていたので、次男も知っています。
実は私、ミステリーハンターになりたかったんです。
でもね、サバイバル系の方ではなく、ヨーロッパの美術館とかそっち方面の担当の方に…
当時ミステリーハンターを募集している時期があり、「わ~♡」と思いましたが、英語も話せないし、何かアピールできるものも備えてなかったので、憧れは憧れのまま終わってしまいましたが…。
時々ふと思うのです。
私が就職するころは、普通に大学を卒業して企業に入って…みたいな感覚しか自分にはなかったけど、例えその時代であっても、そういった道を選ばずに、自分のやりたいことへの道を進んで行っていた人はたくさんいると思うんです。
自分の視野は狭かったから、選択肢も狭かったけど、自分にもっともっと広い視野や感覚、そして行動力が備わっていたならば、全く違う人生を送っていたかもしれないな…と。
海外に住んでいた時、私の周りでは駐在員として海外に住んでいるご家庭が一番多かったのですが、それ以外にも、海外で自営されていたり、現地採用で日本の企業に勤めていたり、また外資系の企業に勤めていてずっと海外を転々とされているご家庭だったり…と様々なご家族がいました。
お母さんの中には独身時代に海外で働いていた時にご主人と出会い、そして結婚し現地で暮らしているという方も何人かいらっしゃいました。
そんな世界で暮らしてみると、少し安心するんですよね~。
生き方って、いっぱいあるなって。
長男が勉強が好きではなく、メンタルも弱くて、今は足踏みしてるけど、きっとどこかに、彼の心地よい場所があるのではないかと思うんです。
まだ出会っていないだけかもしれない。
自分から行動する力が今はなくて、視野も広がらないし、閉じこもった世界で暮らしていると思う。
でもね、それを悲観的にとらえたくなくて、いつかその世界から外に出ることができれば、きっときっとまた光を浴びることができるのではないだろうか?
日本が駄目なら世界がある。
まあ、世界に行くにはそれはそれで、必要な力はたくさんあるんでしょうけどね。
でも、そう考えるとなんだかわくわくしませんか?
可能性はまだまだいろんなところに転がってるかもって…。
簡単じゃないですけどね。
でも、彼には若さと言う武器がある。あとはそれに気がつき、飛び込んでいけばきっと大丈夫。トライアンドエラーで!
自立して生きていくためには、働かなければならない。それは切っても切れないことなんで、彼が自分の力を発揮し糧を得ることのできる何かは必ず必要。
遠回りしてでも、そこだけはしっかりと見つけてほしい。
話は戻りまして…
週末部屋に閉じこもっている次男を引っ張り出す作戦として、映画にでも誘おうかな…。いやいや、友達と言ってきたら~って声かけてみようかな…
黒柳徹子さんは、皆さんご存じだと思いますが、ユニセフ親善大使、パンダの保護、その他にもトット基金を設立したり、様々な慈善活動をされています。
窓際のトットちゃんの映画はきっと、黒柳さんのこれらの心を育んだものが何だったのかと感じられるのではないかと思っています。
久しぶりに本も読んでみようかな~。
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最後に…
谷村新司さんの訃報を知りました。
父が亡くなった年齢と同じ…
私が小学生のころ、父がいつもお風呂で『昴』を気持ちよさそうに歌っていたことを思い出しました。
久しぶりに何度も『昴』を聞きましたが、心に沁みる素晴らしい名曲ですね。
父の思い出と共に私はこの歌をずっと心に刻むことと思います。
ご冥福を心よりお祈りいたします。