こんにちは。
中学生と高校生の男の子二人の母です。
やっと、『窓ぎわのトットちゃん』を観に行ってきました。
小学生の頃に本で『窓ぎわのトットちゃん』を読んだはずなのですが、あまり覚えていなかったようです。
とても新鮮な気持ちで観ることができました。
映画館のお客さんは私たち親子を含めて7人ほどでした。
子供連れは、うちともうひと家族、お母さんと小学生の姉妹でした。
映画の内容はここで語るつもりはありませんが、次男は涙を流していました。
終わってからもしばらく言葉が出ないようで、何も話しませんでした。
映画館から出て、落ち着いたのか、少しずつ話していましたが、胸が苦しくて言葉が出ない…と何度も言っていました。
たぶん、何不自由なく暮らしている次男にとって、この時代のことや、また治らない病についてなど、衝撃的だったのかもしれません。
小6の時に戦争については学ぶものの、どこか違う世界の話のような感覚だったのかもしれません。
でも、このお話は黒柳徹子さんが体験した本当の話と言うことから、より現実に起こっていたことなんだと、受け止められたのだと思います。
「これって、実話やんな…」と聞かれました。
映画を観ていた小学生らしき姉妹も泣いていました。
彼女たちも映画が終わった後、何も話さずに出ていきました。
映画が終わった後、すっきりした感覚はなく、なんだかモヤモヤしました。
でも、悪い意味のモヤモヤでは無くて、何か自分がもっといろいろなことをしっかりと考えなくてはならないのではないか…と言う気持ちです。
車を運転していても、映画のことが頭の中に浮かんできて、考えていました。
私は、今回中学生の息子とこの映画を観て、本当に良かったと心から思います。
どう感じるのかは観た人によって違うとは思いますが、深く心を揺さぶられるものがあると思います。