こんにちは。
中学生と高校生の男の子二人の母です。
寮で生活する高校生の長男が先日冬休みになったので、実家に帰ってきました。
新幹線代を振り込んでいたので、新幹線で帰ってきているのだろう思っていました。
でも、真実は…
青春18きっぷで帰ってきていたのでした!
朝4時半起きだったそうです。
名古屋で途中下車して、寿がきやでラーメンを食べたそうです。
本人は、内緒にしきれなかったのか、母に、「新幹線を使わず青春18きっぷを使って帰ってきてん!差額を浮かせてお小遣いにするねん!」と真実を報告してくれました。
お金を振り込んだのが父親と思っていたようで、お父さんには内緒やけど…と言っていたので、お金振り込んだのお母さんやで~と言うと、「あっ」と言ってました。
でも、母はちょっと嬉しかったです。
母に真実を話してくれたことと、自分で節約する工夫をしたこと(嘘ついたのはどうかと思いますが、まあ、良いと思います。内緒にできなかったところも良かったです(笑))
相変わらず、ずっとゲームばかりしていますが、でも接していると、発言や行動に成長を感じられずにはいられません。
離れている時は、遅刻や欠席で進級できるかどうか心配で、かつ音信不通にもなるので、大丈夫かと思いましたが、でも、会うと成長を感じました。
11月に父親が本気を見せ、長男のところに飛んでいき、しっかりと話をし、不安材料を取り除いたことで、それ以降、不器用ながらも頑張って、何とか2学期を終えました。
気持ちは伝わったのだと思います。
ふとした時に、小さいころの話になり、母が長男にこういいました。
「お母さんね、今でも〇〇が小さなころ、いろいろ頑張りすぎて、一生懸命になりすぎて、厳しくしていたのではないかと思うことがあってね、もっとのびのびさせてあげたらよかったとかいろいろ考えることがあるわ~、悪かったな…とか」と伝えてみました。
すると、特に気にした様子でもなく、「へーそうなんや~」くらいの感じで話を聞いていました。
真意はわからないけど、私の心の中では、長男が「そうやで、しんどかったで」とか、言ってくるのを覚悟しながら伝えたので、さほど気にした様子もなく普通の会話として流れていったのが、少し拍子抜けしてしまいました。
でも、そこまで嫌な記憶として残っていなかったのかな…と思い、ホッとしました。
また、長男は、「餃子絶対食べたい」と言うので、「王将かな?それとも私が作ったものかな?」と一瞬考えていたら、すかさず…
「寮に入って、家でのご飯のありがたみが良く分かった、今回絶対にお母さんの作った餃子と、親子丼が食べたい!」と言ってくれました。
そして、さっそく昨夜の夜食に親子丼を作ってあげました。
高校生って本当によく食べますね。
海外で生活していた時は、本当に食が細くて、ご飯の文句もたくさん言われ食事には辛い記憶がたくさんあったのですが…
少し大人になった長男から本音がきけて、本当に嬉しかったです。
たくさん、好きなもの作ってあげたいと心から思います。
私たち親子は、たくさんぶつかり、お互い辛い思いをたくさんしてきましたが、でも、待っていたのは、壊れた親子関係ではなく、ちゃんと繋がった関係でした。
もちろん、また寮に戻れば音信不通になる可能性はあるけど、今回少し気がつきました。
決して音信不通になっても、親を嫌がっているわけでは無く、めんどくさいとか、弱さが出るとか、きっと何らかの理由があるんだろうな~と言うこと。
だから、さほど心配する必要なないということもわかりました。
親の思い通りにはいかないとわかった時から、少し距離を置き、見守る姿勢に切り替えてよかったと今は思います。
今も心配だらけはありますが、でも、親子の絆はかっちりと結ばれていると感じました。
見守ることは正直大変です。
口を出したくなります。
見守っていたら、こちらが思うようには正直すすみません。
でも、それでも見守ることが大切なのだと思いました。