こんにちは。
中学生と高校生男の子二人の母です。
以前、長男が小学校3年生ごろまでおねしょをしていたことはちょこっとふれたのですが、今日は、どのようにおねしょが治っていったのかお話したいと思います。
※実際は小4の夏まででした。
毎晩おねしょをしていました。
あれだけ大変だったのに細かく覚えていないので、具体的な話はおねしょが治る間近1年くらいの話をさせていただきますね。
小学生になってもおねしょが治らず、ちょっと焦り始めました。
夜中起こしたらよいよと義理の母から言われ、それもしてみましたが、起こす前にすでにおもらししていたり、起こすタイミングも難しく、上手くいきませんでした。
ひどい時は夜中と明け方2回もおもらししたこともあります。
まず必需品は、防水シートですね。
1枚じゃ足りなかったので、数枚持っていました。
そして、おしっこをたくさん吸ってくれるパンツ。
いつか治るだろう治るだろうと待っていましたが一向に治りませんでした。
小3でもまだ続いていて、さすがに何とかしなくちゃと思い、大きくは2つのことを試しました。
一つ目、寝る時にパンツにつけるおねしょアラームを買いました。
おもらしをするとセンサーが水分に反応し音を出す装置です。
夜中音が鳴ったと同時に起こして、トイレに行かせるというものでした。
音が鳴った瞬間起こすと、おしっこが全部出る前に止めることができ、残りをトイレでさせることで、おもらしが治っていくというしくみだったと思います。
毎晩夜中に大きな音が鳴り起こされても、なかなか改善されないので、我が家は途中であきらめてしまいました。
でもおねしょアラームのレビューを見ると、治りましたと書いていらっしゃる方もたくさんいるので、相性があるのかもしれません。
ここに書いてあるレビューは、今お子さんのおねしょで困っている方に希望を与えたい!という思いがあふれていています。
おねしょアラームを使ったご家庭の皆さんが真剣に気持ちを伝えようとして書いておられるのが良くわかります。
私も同じ経験者として、長男のおねしょのことをブログに書くことで、悩んでいる人の悩みの解決策が見つかれば…と言う思いです。
※私が買ったのはずいぶん前なのでバージョンは違うようですが、このお猿さんでした!
おねしょアラームの次は、小児ばりに通いました。
お寺の一室を借りて若い男の先生がされていた小さな鍼灸院でした。
はりと言っても、本当にはりをさすわけでは無く、金属の小さいヘラのような器具で、長男の体を、さすっていくような施術でした。
正直半信半疑でした。
こんなことで良くなるはずがない…と、でもそう思いながらも祈ってました。
どうかお願い、何とかおもらしが治りますように…と。
先生の診断は、体がとても冷えているということでした。
おうちでお母さんが背中のこの部分をドライヤーで温めてあげてくださいと言うようなアドバイスを頂きました。
驚きました。
今まで何年も毎日毎日おもらししていた長男が、その夜から4日ほどおもらししなかったのです!
正直信じられませんでした。
最初4日間あいたけど、2日だったり、1週間だったり、まちまちでしたが、以前よりは明らかにおねしょの回数が減っていきました。
精神的にずいぶん楽になりました。
週1くらいの間隔で続けることが必要とのことだったので、毎週車で一時間近くかけて通いました。
診察券を見つけましたので、記録がありました。
初診の日付けはなかったのですが、おそらく3月末
次が4月6日、4月11日、4月18日、4月25日、5月4日、5月9日、5月16日、5月23日、5月30日、6月6日、6月13日、6月20日、6月27日、7月4日、7月22日、あと2回ありましたが、日付が書いてなかったのでわかりません。
合計18回通ってました。
診察券を見ていろいろ思い出してきました。
最初はきっちり週一で通っていて、最後の7月初めごろにおねしょがなくなったんだと思います。それで、これで終わった!と思ったら、またおねしょしたからあわてて、また7月22日に通い、その後はまた上手くいきました。
でも回数券を買っていたこともあり、あと2回ほど1か月くらい感覚をあけて通ったのだと思います。
わー、いろんなことが思い出されてきました!
金属の器具を使ってさするという施術がほとんどでしたが、日によってはお灸をして下さったり、はりを頭にさすこともありました。
長男が怖がらないように、丁寧に本人に説明して下さり、必ず同意を得てからされていました。
はりだけの効果ではなく、先生のもつ優しい雰囲気、受け止めてくれる雰囲気そういったものも多いに影響していたのではないかと思います。
これと並行してこんな出来事もありました。
お母さんとは少しお話する程度でそこまで親しくしていなかったおうちのお友達が遊びに来ていました。
子ども同士は仲良くなっていて、頻繁に遊んでいたので、いつかお母さんとも…と思っていた最中でした。
ちょうどお母さんがお迎えにいらっしゃったけど、なかなか子供たちの遊びが終わらなくて、良かったら上がってコーヒーでもどうぞと声をかけたのが始まりでした。
そこで、私が何気なく、長男のおねしょの話をしたら、急にそのお母さんが泣き出されました。(何がきっかけでその話をしたのか覚えていませんが…)
実は、そのお子さんもおねしょが続いていて、うちの長男と同じ状況だったのです。
自分の子供だけだと悩んでおられた時に、私からの告白…。
救われた…とおっしゃっていました。
私もずいぶん救われました。
そのご家庭は、病院に通院して、お薬で治していく方法をとられていました。
お互いプレッシャーにならないように、おねしょの話はそこまで頻繁にはしていなかったので、時期は定かではありませんが、そのお友達のおねしょも治りました。
先ほどのブザーを使った方法で克服された方もいらっしゃいます。
お子さんに合う方法がきっとあると思います!
今渦中で悩んで苦しんでおられる方…
毎晩夜中にお風呂場におもらししたシーツを持っていくときの気持ち…
旅行に行くにもおねしょ対策の大荷物で大変な思いをしたこと…
お友達とのお泊り会もさせてあげられなかったこと…
おねしょをする子供に罪はないとわかっていても、毎日の真夜中の対処の疲れや不安や焦りから、知らず知らずに冷たく当たっていたのではないか…と自己嫌悪の日々。
自分が子供にストレスを与えたせいでこうなったのではないだろうか…と自分を責めたり…
その気持ち、私も痛いほどわかります。
1日も早く親御さんもお子さんも安心して朝を迎えられる日が来ますように…
そういえば、他にもしたことがありました。
それは小1の時から歯科矯正を始めました。
夜尿症と無呼吸症候群の関係性や、また無呼吸症候群と歯科矯正の関係性を知り、歯医者さんに相談したことがありました。
もともと、噛み合わせの件で矯正をすすめられていたこともあり、歯科医院に通院していました。
先生におねしょのことを相談した時に、睡眠時の状態を調べてみようということになり、睡眠状態をはかる装置をお借りし、データを取ることになりました。
そのデーターを検査機関に出して下さり、睡眠時少しですが無呼吸状態になることがあると言われました。
顎が小さくて、舌の収まる位置が通常よりズレていて、睡眠時呼吸がしにくくなることがあるとのことでした。
ですから、顎を広げるのと、噛み合わせを良くする矯正をスタートしました。
でも、結果的にうちの場合は歯科矯正でおねしょが治ったという感覚はなく、やはり小児ばりの影響が大きいと私は思っています。
でも、寝ている時の呼吸の状態とおねしょは関連があるようなので、こういった面から対策できる場合もあるかもしれません。
少しでも参考になれば幸いです。